マディソンフィールデイング シリーズ340

本品は59年にマジソン・フィールディング社(以下MF)の傑作、真空管モノラルプリアンプSERIES 340です。 MF社は当時から現在に至るまで、東海岸NYを拠点に活躍している老舗オーディオ・メーカーです。 オーディオの黄金期である60年代には競合アルテックやマランツを抑えて、同社のアンプがベスト・アンプ・アワードを受賞した年もあるほど。クセのあるアルテックや艶やかでフラットなマランツのサウンドは両極端であり、MF社のアンプ群は丁度その中間で頭角を見せました。サウンド・キャラクターはアルテック寄りと感じますが、内部回路的にはマランツやマッキンのような精巧さが伺えます。日本ではあまり馴染みないメーカーでは有りますが、米国ではいまだに現行機が出ていることもあり、知名度も高く、「値段以上の働きが確約されている」とオーディオ・ファンの間では常識となっています。

入力はAUX,TUNER,MIC,TAPE HEADPHONO (CERAMIC/MAGNETIC)のステレオ5系統6入力(パラで12入力)です。出力はMAIN OUTPUTSが3チャンネル完備、レコーダー用のバイパス出力も2チャンネル完備されています。PHONO(同社ではPREAMP表記)はそれぞれ78/AES/RIAA/LPの4系統のEQコントロールが可能。EQセクションにはさらにMIC入力用に信号を整えるMIC、テープヘッド用にTAPEも完備されており、納得いく自由な音作りが可能です。

■ 音質 ■
中域に深みの有るサウンド。
レコード用のEQコントロールがとても優秀で、好みの音質に限りなく近づけることができ、盤を選ばない印象です。トーンコントロールも癖なく持ち上がるので、耳も疲れません。十分なヘッドルームが取れるアンプですので、余裕のある再生音でお楽しみいただけます。現代のアンプにはない音楽的な音像がこのアンプにはあります。

外観の程度など写真からご判断いただけるようとても綺麗です。真空管、接点、接続チェック済み。